2011年7月14日木曜日

活動報告 7月6日貸与式

遅ればせながら報告させていただきます。


当初13日に予定していた歌津中の生徒へのMTBの貸し出し式。13日にいいだしっぺのメンバーが誰もいかれないことが判明し、急遽1週前で可能な日はありますか?と聞いたところ、水曜日ならば・・・ということに。

関係者の方に連絡が行き届かなかったこと、すみませんでした。

普段は荷物もあるので車で現地入りしているのですが、今回は特に荷物もないので、高速バスを利用。月曜の夜高速バス→火曜早朝仙台着→仙台の方に車をかりて歌津へ→火曜の夜行バスで東京へ→水曜の早朝新宿着とあらたな交通手段をつかってみました。結果、眠いのを無理して運転するよりはだいぶよかったです。

火曜日は仙台に済む東北大学トライアスロン部OBの正木に車を借りられたおかげで、スムーズに歌津へむかえました。ご協力ありがとうございます。しかもこの車も被災者の方で必要な方が入ればゆずりますとのこと。車ですよ車。正木さんも今までなんどとなくボランティア活動に被害のひどいところへ入っています。
インプレッサ、必要な方いれば連絡を(出来れば10万円で)



スムーズに仙台で車に乗り換えた後まず、歌津本部の佐信輪業さんへ行き、富士MTBサマーキャンプの事などいろいろと話をしました。

・富士へ行くときのドライバーは現在失業しているトラックドライバーさんに謝礼を払ってきていただくのが良い
・保険は国内旅行保険に佐信輪業さんで加入可能

などなど。

水路で冷やしていたコーヒーいただいちゃいました。実家でもよくこうにしていたので懐かしい感じです。



そして歌津中で作業している山崎さんと合流して昼食へ。もくもくと1人体育館の端で防犯登録の作業をしてくれてました。

今回、急な話ながらいろいろと決定して実現できたのは、現地にいてくれたザキさんおおかげ。感謝です。

昼食後この店が小泉地区のほうだったので、栗林によってみることに。報告の写真ではみていたものの、またひとつ形になった栗林の状況をみて感激。

次は以前撮った写真が欲しいといっていたケロリン公園のお母さんをたずねました。富士サマキャン招待の話などを説明。最近遊ぶ約束をマミ犬がしたものの毎回雨などで実現出来ていないことを残念がっていましたが、栗林にアイテムが出来ているから是非遊んでくださいねと伝えておきました。

でやっと歌津中に行き、校長先生に会い届いている荷物のチェック。

ライトウェイ様提供のBBBのヘルメット
ジャイアント様提供のヘルメットと通学用自転車にとりつける泥よけ

届いていました。ご協力ありがとうございます!


そこへ丁度、ディメンションの樋口さんも到着。MTB通学担当の鳳京先生と今日貸与式の打ち合わせをし、渡す予定の22台のMTBの準備作業開始。(結果この日は15名に15台貸与)


▷そしていよいよ貸与式←中学校で式次第を決めていただき、交通安全委員の生徒が司会進行。

生徒に今日MTBを渡せることになった経緯を説明し、是非通学の足としてだけでなく校庭のダートジャンプや栗林に作ったラダーや地元で開催されている大会もあるので参加するなど楽しんで大事に乗ってほしいことを伝えました。

樋口さんにMTBの取り扱いなどについての説明、二階堂安さんにたつがね山MTB大会の紹介をしていただきました。




そして生徒の代表が「大事に乗って中学を卒業するまでには学校に返却します」と宣誓し阿部校長からの挨拶があって式は終了。
宣誓

阿部校長先生が持っているのが貸し出し表


その後、樋口さん主導で乗り方のアドバイスやダートジャンプの遊びかたを実際MTBに乗りながら説明。

ここで連絡不足で式に間に合わなかった、プロジェクトいいだしっぺの阿部正人先生が仕事が終わって駆けつけていただいたので生徒に紹介し挨拶をしていただきました。そもそも阿部先生と出会って始まったプロジェクトなので、来ていただけてこの時をシェア出来てホッとしました。改めて連絡不足すみませんでした。


▷三月末、まだ校庭には瓦礫が残る伊里前小学校をたづねて阿部正人先生と「いいね、やりましょう!」とプロジェクトの話が出てから3ヶ月。あの時、うっすらと津波で運ばれた土が残る職員室で兵藤校長も交え話した時を思い出しました。3ヶ月という時間は随分とかかってしまったとも思いますが、あっというまだったなとも思うとともに、多くの人の協力と賛同を得て実現した“通学の足として子供達にMTBを渡す”ということが目の前で実現していることのすごさ。

ご協力、賛同いただいた全ての皆さんのチカラ合わさった結果です!




これは大きな節目だとは思いますがゴールではなく、いよいよプロジェクトが動き出した日かなと思っています。これから、この流れを止めることなくみんなのハッピー感じながら次の一歩を進めていくにはやはり多くの人のチカラが必要です。

みんな一緒に“夢”もっていきましょう!
校庭に組み立て式のランプを持ち込んで遊んでいるときから果敢に挑戦しづづける鳳京先生。貸与式の後もひたすらダートジャンプにチャレンジしつづけ、すでに1つ目のコブはキレイい飛べてます!すげー。

生徒よりチャレンジ精神旺盛なこんな先生がいるなんていいですね〜


今回の支出
樋口さんへ今までの交通費の補助 8000円
日々のメンテナンス用のリュブ1本 1000円





リポートby 佐藤


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