2011年7月6日水曜日

7/2-3 活動報告ワッキー編

ワッキーです。

マミ犬、リクナさん、菊島さんと被りますが私からの活動報告です。

今回はWanpakuDream最高参加人数を記録したのではないかな!?

マミ犬車、菊島車、柘植車の3台で南三陸で活動してきました。

2日、朝8時に小泉中学校に集合予定でしたが私が乗る菊島車は7時前に到着したので小泉中学校体育館で生活している子供達、女の子5人とバレーボールや缶けりをしてしばし遊びました。

柘植車も8時頃に到着、マミ犬車は遅れて9時に到着して阿部正人先生も合流。小泉中学校からほんの100mくらいのところにあり以前から遊び場作りを計画していた栗林にて、今回はキャンプを張らせて頂くことに。

栗林の隣の畑を持ち住んでいる、『かっちゃん』という方に挨拶をして私たちの活動を説明したところ、畑の隣にある斜面も遊び場として使っていいよ~、と許可してくれました!開けていて楽しい下りのトレイルが出来そうです。

これだけ人数もいるので4班に分かれて活動。

1.二階堂安さんの店舗瓦礫の片付け
2.組み立てたバイクにテプラでナンバリング
3.歌津中学校校庭のダートジャンプの手直し
4.栗林のラダー作り

私は4班で栗林のラダー作り。

まずはラダーの材料探しから開始。阿部正人先生と先生のお父様に「ラダーを作りたいのですが、どこかで廃材頂けませんかね・・」と聞いたところ、近くの橋の下に流れ着いた材木店の廃材がある、と。持ち主はこれまたスグ近所にいたので紹介して頂き使用許可を頂き阿部先生のお父様に軽トラックを出して頂き瓦礫から材料をゲットしました。

天気が良くて暑い中材木をノコギリで切り、夏休みの宿題のような大型工作を開始しました。リクナさんが一人でシーソーを作り上げ、その間私と柘植さんでラダー作製。なかなかハッキリしたイメージが浮かばずしばし立ちすくんでしまいましたがリクナさんがシーソーを終えてラダーにも手を貸してくれたお陰で、なかなか遊べるラダー完成!

15時過ぎには作業を終えて、しばし栗林で蚊に襲われながら休憩・・・
(今後栗林へ行かれる方、蚊取り線香と虫よけは必須!!)

その後、阿部正人先生と夕食の買い出しへ。

車を5分も走らせないうちにFamilyMartが!新しく出来ていました!コンビニが近くにあるというだけで、普通の生活に戻った感覚が一気に増しました。やはり大盛況のようで駐車場も一杯でした。買い出しをしたスーパーもそこからたったの数分。 カツオの水揚げが再開したので安く売ってました。一匹1800円。

piece of earthの3名は夕食前に帰りました。短い時間の活動のために来てくれて、ありがとうございました。

残った8名で日曜日午前中は2班に分かれて活動。

1.二階堂安さんの瓦礫片付け
2.栗林のラダーの手直しと新たなアイテム作製

私は二階堂安さんの瓦礫片付けのお手伝いへ。

雨が降ってきて30分ほどだけ作業して終了~。天気がよければこの後、たつがね山へ一緒に行き山頂から景色が見たかったのですが今回はお預け。残念。

栗林に戻ると、隣の畑のかっちゃんが竹の子の収穫へ連れていってくれました。

かっちゃんの家も津波に流されてしまい畑にある小屋に住んでいます。以来、畑を耕して作物を避難所へ持っていったりして人々に分けているそうです。

この日はラダーアイテム3つ目も出来て、更に遊べる感じになってきました。アイテム3つ繋げてMTBに乗れるとかなり楽しいです。

昼頃に撤収し、毎年秋にキッズレースが開催されていた「平成の森」へ立ち寄りました。レース会場とコースとなっていた駐車場はまだありますが、隣には仮設住宅が並んでいます。遊歩道のトレイルがあり子供達も気持ち良く走れそう。

その後、東京に帰りました。

このように時系列に書くとすっかり楽しみに行ってしまったようですが、実際楽しみました。
かすみちゃんが中学校の校庭でバスケットボールしてたり、マミ犬や他のメンバーもダートジャンプで遊んだり、韮の浜でも10名ぐらいの子供達と遊べたみたいだし。
この流れが毎週実現できたらスゴク良い感じです!
 
私たちの活動の目的、『被災した子供達に笑顔を送る』。
この目的を意図した活動が目に見えていることを感じました。

被災地の今の状況、震災直後から比べたら瓦礫は明らかに減っています。被災したかたたちも心なしか元気になってきているようにすら感じました・・・。

でも表面的にはそう見えても、彼等は私たちの想像を絶する経験をされていてその心の傷が癒えることなど到底不可能だと思います。私たちに会っているときは笑顔かもしれないけど、一人になったとき、3/11の震災を思い出したくないのに思い出してしまったとき、どんな気持ちになられているのか私たちには理解することは出来ないと思います。私たちは当事者ではないから。


帰りに志津川を通りました。志津川は今でも見ると茫然としてしまう状況です。被災地に来るのはもう5回目なのに、未だ現実なのか信じられない、何がどうしたらこんなことになるのか理解できなくなります。 映画なんてもんじゃないです。

こっち(東京)にいると、朝のニュースでは被災地の様子を見ることが減り、街で見る募金活動も減っている気がします。私自信そうですが、普段の生活ではつい数ヶ月前に日本で史上最悪レベルの大震災が起きたなんて感じられないぐらい普通の生活に戻っています。
 
なんだか報告から脱線してしまいましたが、今回南三陸では楽しいことが沢山あって良かったのだけど、忘れてはならないことを感じた二日間でした。
 
 
さて、今後(次)にWanpkaku Dreamメンバーが南三陸で何が出来るか:
 
・二階堂安さんの店舗 瓦礫片付け
・栗林に作ったラダーアイテムで子供たちと遊ぶ
・栗林ラダーアイテムを増やす?
・ケロリン公園で子供たちと遊ぶ(行くと言ってて行けていない)
・歌津中学校校庭でバスケット・サッカー・ダートジャンプでMTB遊び
・天気が良ければ二階堂さんもお誘いして(案内をお願いして)たつがね山に行ってみてください。
→行ける人は言いだしっぺに連絡をください。マミ犬が子供たちの親御さんと連絡が取れたりするので。

二階堂さんのところは電柱と大きな木が倒れているけど重機で取っ払えられれば大分スッキリしますね。まだ片付け手伝い要員必要です。
でも何よりも、二階堂さんのところに行ってお会いして、お手伝いして、少しでも笑顔になってくれれば良いのではと思います。

よっちゃんが先日作った「営業中」と「ニカイドウ機会店」の看板が、カナリ良い感じでした!
目立つしナイス。二階堂さんも自慢げにしていました。

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