初日は夏祭りを楽しんだことがメインになりましたが、二日目に今回の被災地活動の目的である活動をしました。
二日目も残念ながら雨。
今回初めて被災地に来た早川さんもいたし、他メンバーも栗林に行ったことがなかったりしたので、栗林・ケロリン公園・平成の森の視察に行きました。 ケロリン公園に行った際には三浦さんのご家族にもお会いできました。三浦さん一家は今週末の富士MTBサマーキャンプに家族5人で参加します。
私もケロリン公園には初めてお邪魔しました。
以前からマミ犬がMTBを持ち込んで子供と遊んでいる三浦さん手作りの素敵な公園、素晴らしいところでした。子供たちが喜びそうな魅力的な公園。
栗林では先日作ったラダーアイテム、近くに住む阿部正人先生の息子さんがかなりMTBで遊んでくれているようです。
平成の森の駐車場は仮設に住む方たちの駐車場ですが、遊歩道トレイルはイイ感じです。子供たちと一緒に走りたい衝動に駆られる、短くて走りやすそうなトレイル。
11時にWanpaku Dream現地本部(佐信さんショップ)にて、富士MTBサマーキャンプ参加者とのミーティングを開催しました。
出席者は佐信さん、二階堂安さん、三浦パパママと娘さん2人、阿部ママと息子、それと我々東京からの4名でした。
初めて顔を合わせる方もいたので自己紹介からしていただき、今回のサマーキャンプに対する思いもお話していただきました。
三浦パパから「震災で遊ぶ場所も無くなってしまった子供たちの夏休みの思い出作りのために、参加することにしました」とお話ししていただきました。
武田さんが作成してくれた「しおり」を配布し、出発の流れやスケジュール、持ち物、注意事項、大会ルールなどを確認し、1時間半ほどでミーティングは終了。
その後、歌津中学校に戻り富士MTBサマーキャンプで使うMTBを車に積み込みました。
車に積載できるだけ・・・ そして参加者の身長に合わせて以下のバイクを今回東京に持ち帰ってきました。
☆マングース XSサイズ 3台
☆マングース Sサイズ 2台
☆トレック16" 1台
☆マングースM 1台
(+1ボトルゲージ4つ、ボトル4つ)
合計6台です。
それと、理科室にあるヘルメットをMTBサマーキャンプ用にまとめました。
バスで持ってきてもらう予定です。
歌津中学校を出発したのが2時半ぐらいになってしまい、今回は平成の森の麓に出来たラーメン屋でご飯を食べよう!と楽しみにしていたのですが、残念ながら2時で営業終了。。。
お店のかたも「ごめんね~、また来てね!」と笑顔で見送ってくださいました。
次回は絶対にリベンジしたいです。
二階堂さんの店舗はこんなにきれいになっていました。
店舗の目の前に倒れていた電信柱と倒木も撤去され、砂もキレイに均されていています。
崩れたままの歌津大橋。
津波の威力に圧巻です・・・・
橋の向こう岸には巨大な瓦礫の山が見えます。
町は落ち着いています。
これが当たり前の生活です。
震災から4.5ヶ月経ちましたが、まだまだ壊滅状態。
まずは瓦礫の姿が無くなるまでにあと1年以上はかかるのではないでしょうか。
今回はたったの24時間ほどの滞在で、天気も悪く仕事らしいことはあまり出来なかったのですが、なんとなく忘れられてきている被災地へ「来る」ということに意味があると思いました。
先は長いので、こうやって来れるときに来つづけて、少しずつ子供たちを笑顔にすることができたらと思います。今後は1ヶ月に1回、2ヶ月に1回でもWanpakuメンバーが南三陸を訪れて、少しずつ子供の遊び場を作っていけたらいいなと思います。
それがWanpaku Dreamがやるべきことなのではないかな。
東京に戻ったのは22:30頃。
落合さんがMTBを3台そのまま預かってくれて、早川車に積んだMTBはメンバー田中さんのご厚意で、田中さんのところで預かっていただくことに。田中さんは大会当日にMTBを運搬もしてくださいます。
今回、被災地から富士MTBサマーキャンプ会場までの交通費(往復分)を現金で5万円、佐進さんにお預けしました。
以上、活動報告でした。
和木香織利
Tweet
0 件のコメント:
コメントを投稿