2012年1月17日火曜日

南三陸ローカル ルール

先日簡単に報告しましたが、改めて書きます。
「たつがねMTB大会」で使っているコースが正式にMTBで走ることを許可されました。
実に凄いことだと思います。 南三陸町の許可のもと堂々と走ることができます!

「たつがねMTB大会」で使用しているコースは、本来大会の時だけ使用が許可されていました。
とはいっても、もともと山に入る人の少ない東北地方では、なんとなくマナーを守って地権者と比較的良好な関係を築いてきた方が多いです。 田束山にしたって普段から走っている人がいました。

しかし被災地になってしまって、地元の方が過敏になっている可能性がある事や、今後MTBライダーが増えた時の事を考えると「トラブルが起きる前に行政と話をした方が良い」という結論に至りました。

たつがねMTB実行委員が南三陸町と交渉し、今回正式に走行許可を得ました。
ただし、まだ始まったばかりです。 この山域がMTBの聖地となるためにも、南三陸町に簡単なローカル ルールを提案させて頂きました。
コレはライダーを規則でガンジガラメにするものではありません。
言われないでも解るような簡単なことです。
どちらかというとハイカーに「山をMTBも走らせてもらってます!」とアピールする意味合いが強いです。

今後、下記の看板が田束山と平成の森に設置されます。



ポイントを簡単に説明すると
・走る時は鈴などの音が出るものをつける
・もしハイカーや山菜採りの方に会ったら、しっかり減速&挨拶

普通の方なら特に問題ないルールだと思います。


走行以外で抑えていただきたいポイント
・田束山はMTB専用コースではなく、共存。




現在、大会に向けてコースの改修中です。 知る人ぞ知る岩手の名コースビルダーが中心になって作業しています(作業中ですが走れます)。
いま走れるコースは、過去に大会で使われていた物を手直ししています。 レベル設定はクロカンライダーの中級者が楽しめるくらい(ゆっくり走れば初心者もOK。 小学4年生も完走しました)。
今後、町と交渉して超初心者コース、上級者コースも作りたいと考えていますが、実現できるかどうかはMTBライダーのモラルにかかっているかもしれません。

町興しに繋がると考えていただければ、コースが発展していく可能性があります。
ただ走るだけでなく、少しだけでも町をのぞいて頂けると嬉しいです。
商店街でおにぎり一個買うだけでも町の人は喜びますよ!



マミケン


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